こんにちは、テックです。
友人からmp4形式の動画が送られてきたのですが、なぜか全く再生できませんでした。
メディアプレーヤーだと「コーデックをサポートしていない」とかいう、わけのわからんポップアップが現れ、VLCプレーヤーだと画面がずっとアイコンのパイロンのままです。
普通にファイルが破損しているのかと思いましたが、友人側では何の問題もなく見られるとのこと。
mp4動画を送るときに破損して見られなくなるということは多くある事象なのか、またそれを復元する方法はあるのか、せっかくなので調べてみることに。
MP4動画ファイルが開けなくなった
問題のファイルがこちら↓です。iPhoneで撮影されたわずか7秒の短い動画です。
仕事柄使っているChatworkを経由して送られていたのですが、今までも同様の受信は行ったことがあり、特に問題はありませんでした。
音声ファイルとかもたまに壊れて聴けなくなることがあるので、同じ感じなのかなーと思いますがどうなのでしょうか。(そもそもコーデックとかよくわかってない笑)
そこでまずはmp4ファイルが開けなくなる原因について調べてみました。
MP4動画ファイルが開けなくなる原因は?
動画ファイルが開けなくなる原因は様々あるようです。
例えば、ファイルの保存中にエラーが発生したり、ハードディスクの故障、ウイルス感染。また移動中やコピー中になにかしらの事情で強制終了が起きると、ファイルが壊れやすいです。なんとなくイメージはできますよね。
今回の私のファイルエラーも移動中に起きたものだと推測されます。
ネットからダウンロードした動画ファイルが途中で途切れてしまった場合も同様に再生できなくなることがあります。
他に、ファイルの形式やコーデックの不一致や再生ソフトのバージョンの問題も原因となることがあります。例えば、古いメディアプレーヤーでは新しいフォーマットに対応していないことがあり、その結果、ファイルが開けないという事態に陥ることも。
また、ハードディスクやSSDの不具合、ファイルシステムのエラーなど、ハードウェアやソフトウェアのトラブルも原因の一つです。
軽くまとめると以下のような原因が考えられそうですね。
ただ、私のメディアプレーヤーは他のmp4は問題なく開けますし、コーデックのトラブルに見舞われたこともありません。
一応、コーデックについては以下に詳細を載せてみたいと思います。
ファイル形式とコーデックの不一致
動画ファイルには様々な形式がありますが、最も一般的なものがMP4形式です。
しかし、同じMP4形式でも中に含まれるコーデックが異なる場合があります。
コーデックとは、動画や音声データを圧縮・解凍するためのプログラムで、例えばH.264やHEVC(H.265)などが有名です。
コーデックとは、映像や音声データをエンコード(符号化)/デコード(復号化)するプログラムのことです。
例えば、古いメディアプレーヤーでは最新のコーデックに対応していないことがあり、その結果、再生できないという事態に陥ることがあります。
これを防ぐためには、使用しているメディアプレーヤーがどのコーデックに対応しているかを確認し、必要に応じて最新バージョンにアップデートすることが重要です。
ファイル修復ソフトを使ってMP4動画を修復してみた
さて壊れた動画ファイルをどうやって修復するかですが、今回もEaseUSのファイル修復ソフトEaseUS Fixoを使って動画ファイルの修復に挑戦してみたいと思います。
EaseUS Fixoは、壊れた動画ファイルを簡単に修復してくれるツールで、特にmp4ファイルの修復に強いとのこと。
EaseUSはデータ復旧ソフトのリーディングカンパニーで、私もデータトラブルで何度もお世話になってきました。
1.今回はまずダウンロードからです。無料版をインストールして使ってみることに。
2.開いたら左メニューの一番上「ビデオの修復」を選択。
3.さっきのファイルを読み込み(ドラッグ&ドロップでもいけます)、「すべてを修復」というボタンをクリック。
4.クイック修復に成功と出てきました!あとは保存を押すと直ったmp4データを保存できます。
やはりEaseUSのソフトはシンプルでわかりやすいのがいいですね。色々と細かい設定も可能なようですが、私のようにただ動画をひとつだけ修復したいという方には上記のステップで十分と感じます。
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まとめ
データが破損していたのか、はたまたコーデックが合っていなかったは不明ですが、EaseUS Fixoを使って無事に修復して動画を見ることができました。
しかし、動画の内容がくだらなすぎて直す必要なかったわまじで。。笑