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USBメモリから誤って削除したデータを無料で復元する。

こんにちは、テックです。

 

USBメモリって便利ですが、最近ではSDカードにシェアを奪われ出番が少なくなっています(個人比)
カメラとかと互換させるときは特にですよね。

 

ただ実際は転送速度の面ではUSBの方が優れていたりします。


また、テクニカルな側面でお話するとデータを誤って削除してしまったときはUSBの方が復元確率が高いようです。

 

今回はそんなUSBメモリから誤って削除してしまったデータを復元する方法についてお話ししたいと思います。

 

USBメモリのデータを誤って消去してしまう原因

 

まず、どうしてUSBメモリのデータを誤って消去してしまうのか、その原因をまとめてみたいと思います。


USBメモリはSDカードと同様に、データが消失しやすいデバイスです。例えば、次のような状況でデータを消してしまうことが多いです。
    

  • 誤操作:一番多いのが誤操作。ファイルを整理している時に間違ってDelボタンを押してしまうこと、ありますよね。
  • ウイルス感染:ウイルスがUSBメモリに感染して、データが消えてしまうこともあります。
  • ファイルシステムのエラー:フォーマットなどによって突然、USBメモリが認識されなくなったり、ファイルが消えてしまったりすることもあります。
  • 物理的な損傷:USBメモリが壊れてデータが消失することもあります。注意していても壊してしまうことあります。

 

個人的には誤操作と物理的損傷の2つでデータを消失させたことがあります。
特にデバイスを損傷させるとお財布にも痛いので悲しい。。

 

ちなみにUSBメモリにも3.0と2.0など規格があり転送速度が異なってきたりしますので、詳細はこのあたりの記事を参考にしてみて下さい。

 

www.pro.logitec.co.jp


無料ソフトで復元はできる?復元の種類と方法

 

冒頭でUSBメモリはSDカードよりも復元しやすいとお話しました。

最近ではそうでもないですが、USBの方が比較的高品質なメモリチップとコントローラーが使用されており、データの保全性が高いようです。

 

耐久性的にもUSBは優れています。

 

ただ、絶対復元できるかというと、もちろんそんなことはなく普通に上書きを繰り返すと復元は難しくなってきます。

 

©EaseUS


上記はUSBの復元の可能性を図にしたものです。
ステップ3でもまだ上書きがされていなければ復元は可能という原理。

 

実際にUSBメモリからデータを復元する方法はソフトを使うか、業者に依頼するかの2択に大別できます。

 

  • 無料復元ソフトを使う:これが一番手軽でおすすめの方法です。特にEaseUS Data Recovery Wizardなどのソフトは、無料で使えて復旧率も高いです。ちなみに、このソフトの復旧率は99.7%。

 

  • 専門の業者に依頼する:データがどうしても復元できない場合や、物理的に壊れている場合は、専門業者に依頼するのが確実です。ただし、費用がかかるので、まずは無料ソフトで試してみるのが良いでしょう。


次は実際に無料ソフトを使ってデータを復元する手順を詳しく見ていきましょう。


無料ソフトで復元はできる?復元の種類と方法

今回はいつも通りの流れで、EaseUS Data Recovery Wizardを使ってUSBメモリからデータを復元する手順を説明します。

 

jp.easeus.com

 

1.ソフトを実行したら最初画面で復元したいファイルの外付けドライブ(例 H:)を選択して「紛失データの検索」をクリック。ディスクのスキャンがはじまります。

 

 

2.スキャンが終わったら、画面の上部メニューで「フォルダ」あるいは「種類」をクリックし、展開されたリストでファイルのフォルダまたは種類を選択。(復元したいファイルを指定し、プレビューすることが可能。)

 

3.復元したいファイルを選択して「復元」をクリック。選択されたファイルの保存場所を指定すると復元されます。

※ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルは必ず元場所と異なるディスクで保存してください。

 

簡単でしょう?無料プランでもピンポイントで削除してしまったデータであれば対応可能です。

 

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まとめ

 

USBメモリのデータが消えてしまった時の対処法についてお話ししました。

結局SDカード等と同じで [スキャン] → [選択] → [復元] の流れですね。

 

ほぼこちらでやる作業はないので非常に楽です。

もしUSBのデータを飛ばしてしまった際は参考にしてみてください!