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クラウドストレージ VS 外付けHDD バックアップはどちらにするべき?NASとの違いも解説!

こんにちはテックです。

デジタル世代を生きる我々にとって、データはある意味では命と同等に大切な存在ですよね。
思い出の写真や動画、趣味のデータはもちろん、パソコンを仕事で使われている方であれば尚のこと。

 

他にもいざというときの為にパソコンを丸ごとバックアップしたいという事も当然あると思います。


そして、自分としてはバックアップの必要性を十分理解しているつもりでも実は全然甘かった。。なんてこともありえる話です。


今回はちょっとまじめに、データ保管の重要性とセキュリティについて解説していければと思います。


1-1. そもそもバックアップの意義とは

 

バックアップとは大切なデータを失うリスクに備え、別の場所にコピーを保管すること。

 

上記はほとんどの方の共通認識でしょう。
基本的にはこれだけでPCが壊れたりデータが消えたりしても安心です。

 

ただし、恒久的にデータを保管し続けることなど本当に可能なのでしょうか。
各ストレージのメリット・デメリットも踏まえ考えてみたいと思います。


1-2. クラウドストレージと外付けHDD どっちがいい?

 

クラウドストレージと外付けHDD(もしくはSSD)、どちらもデータバックアップの選択肢として人気ですが、どちらがいいのでしょうか?

 

クラウドストレージ:インターネットを介してデータをリモートサーバーに保存

外付けHDD:物理的なデバイスにデータをローカル保存。

 

クラウドはどこからでもアクセス可能で、データの共有も簡単。また外部サーバーのため長期保管が可能です。

ただしセキュリティのリスクが少なからずありますね。


それからある程度のデータを扱う場合、馬鹿にならない程度にはランニングコストが掛かってきます。そして必ずインターネット環境も必要になります。

 

もうひとつの選択肢である外付けHDDは、インターネットがなくても使用でき一度購入すれば追加費用がかかりませんが、物理的な損傷のリスクがあります。

地震や火災で筐体丸ごとオシャカという話も聞いたことがあります(汗)


ローカル(ネットを切断した状態)で使用すればデータ漏洩の可能性は低くなる一方で、恒久的な保管には不向きといえるでしょう。


1-3.最近流行のNASRAIDって?

 

最近ではより進化したデータ保管方法として、NASRAIDという概念が一般にも浸透しつつあります。


NASとはネットを介しどこからでもアクセスできるHDDの接続方法で、様々なデバイスでどこにいても共有のデータを外付けHDDに保管できるというメリットがあります。

 


NASとは、その名の通り、ネットワーク(LAN)上に接続することができるハードディスクです。
ネットワークに接続された記憶装置という意味で「NAS(Network Attached Storage)=ナス」という略称で呼ばれます。
https://www.iodata.jp/product/nas/info/landisk/nas.htm

 

ある意味でクラウドと外付けHDD(ローカル)の良いとこどりのような保存方法ですよね。
ただはやり一台のHDDに依存すると破損のリスクが付きまとってきます。

 

そこで登場するのが次にご紹介するRAIDという概念です。


1-4.RAIDを組むメリット

 

RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks、レイド)とは、複数のHDDをひとつのドライブのように認識・表示させる技術です。

 

RAIDを組むことでデータが複数のディスクに分散され、一部のディスクが故障してもデータが担保されます。

 

ざっくりとですが以下RAIDのメリット5選。

 

  1. データの冗長性: RAIDを使用すると、データが複数のディスクに分散されるため、一部のディスクが故障してもデータを失うことがありません(特定のRAIDレベルでのみ)。
  2. パフォーマンスの向上: 複数のディスクにデータを分散させることで、読み書きの速度を向上させることができます。
  3. システムの可用性の向上: RAIDを使用することで、ディスク障害が発生してもシステムが停止することなく運用を続けることができます。
  4. 柔軟性とスケーラビリティ: RAIDシステムは、追加のディスクを追加することで容易に拡張することができます。
  5. コスト効率: 特にRAIDレベルによっては、高価な単一の大容量ドライブを購入する代わりに、複数の低コストのドライブを使用して全体のストレージ容量を増やすことができます。

 

1-5.管理ソフトを使い倒そう。

 

ここまでで、クラウドストレージと外付けHDDに留まらず、色々なデータ管理の方法があることがわかりました。

 

最終的にはこれらを複合的に使い分けることが大切だとテックは考えております。
クラウドにはクラウドの良さ、ローカルにはローカルの良さ、またNASにもNASなりの良さが存在します。

 

基本的には分散しまくった方がデータ損失の可能性は低くなるので必ず2台(2種類)以上は併用するのが望ましいでしょう。

 

その分管理がかなり面倒になることも事実ですが、バックアップツールの導入によってかなり楽に管理出来るようになります。

 

一例として以下のようなソフトがおすすめになります。


1-6. バックアップには「EaseUS Todo Backup Free」がおすすめ

 

またEaseUS製品の紹介になってしまいますが(笑)、そこはテック愛用ブランドということでご容赦ください。


ただ、このEaseUS Todo Backup Freeひいき無しに優れものなんですよ。

jp.easeus.com

まず、無料で250GBクラウドストレージが付いてきます。

現在、Googleベーシックは100GBで月間250円、iCloudが200GBで月額¥400かかります。

 

Todo Backup使うだけでクラウドをEaseUSに統合できるのは楽だしコスト的にもありがたいですよね。

 

クラウドの安全性は?って声が聞こえてきそうだけど、トヨタとか三菱マイクロソフトといった名だたる大企業がTodo Backupを導入していることからも、そこはまず問題ないといって良いでしょう。


企業系にはスタンダードなシステムといって言いかと思います。

Todo Backupを使う基本的なメリットが多すぎるので箇条書きで羅列しますね。


・バックアップ管理
・バックアップの効率化
・スケジューリング機能
・ブータブルバックアップと復元
・パスワードでバックアップを保護
・外付けハードドライブ、クラウドドライブ、ネットワークドライブ全てに対応
・ディスクとパーティションのクローン
・異なるハードウェアへのシステム復元


本日紹介した全てのバックアップ先(外付け、クラウド、ネットワーク)に自動でスケジューリング保存が行えるほか、データ自体をパスワードで漏洩リスクから守ったり、万一パソコンがクラッシュした際にも別PCにシステム復元を含め行えます。


あとこれは次回にでも書きますけど、クローンにも対応していてここも重要なポイントです。多分バックアップで色々と悩んでることがTodo Backupのシステム導入でほぼ解決します。


無料版だとやれることはどうしても限られますが、それでも【完全/増分/差分バックアップは可能ですし復元ももちろんできます。


EaseUSさん的にはアップグレードしてもらいたいんでしょうけど、無料版でも十分バックアップ管理を出来てしまうので、本当に採算取れているのか心配になります(笑)

 

私は別にEaseUSの回し者ではないので個人的には無料で十分と言っておきます。


1-5. まとめ



データバックアップの方法は、クラウドと外付けHDDのどちらもそれぞれメリットがあります。


そしてNASRAIDについても理解しておくことでより安全に長くバックアップを保管することができます。

 

大事なデータは自分で守ってこそ。

私もRAIDを組みたいと常々思っているのですが、まだ実行できていません。仕事で使うから本気でやらんといかんのだけど、いかんせん時間がなくて(言い訳)


がんばろう。。



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