こんにちはテックです。
「あっ、間違えて大切なファイルを削除してしまった・・・!」
という経験は誰にでもあると思います。
ゴミ箱を削除する前であればそこから取り戻せますが、問題はゴミ箱からも削除してしまった時です。
私はズボラな人間なのでそういうことが1万回くらいあります。
特にデスクトップがぐちゃぐちゃになっていると、このようなミスは起こりがちですよね。
今回は、そんな時にどうすればいいのか、具体的な解決策をご紹介したいと思います。
デスクトップをぐちゃぐちゃにしていると起こる問題
ファイルを誤って削除してしまう一番の問題はずばり「整理整頓」が出来ていない。
いきなり身も蓋もないのですが(笑)まじでこれに尽きます。
昔、PCのデスクトップがグチャグチャだった時はどこに何を入れたか分からず、それだけで作業効率は落ちるし大変なストレスでした。
確かにファイルの検索機能で探せるんですが、なぜか心はいつも焦っていました。
断捨離やらミニマリストやらがブームの時だったので、とりあえず軽い気持ちで日常にミニマリズムを取り入れてみたのですがこれが自分にとって大正解。(今ではジョブズよろしく瞑想まで取り入れているのですがそれはまた別のお話。)
現在の私のデスクトップ。作ったデータなどは即フォルダ分け。
できるだけミニマルにしようと心がけています。
万一、ミニマルって何ぞといういう方がおりましたらまずは「筆子ジャーナル」さんなどをお読み頂くことをお勧めします。
デスクトップが整理整頓されていると心も穏やかになります。
基本的な事ですが、デスクトップが散らかっているとファイルの整理整頓が行き届かず、重要なデータを誤って削除してしまうリスクが高まります。
さらに慌ててゴミ箱からも消してしまうと、大切な情報を取り戻すのが一層困難になるんですよね。。
三階層デスクトップ整理術を導入してみる
このような事態を避けるためには、デスクトップを常に整理し無駄を減らすことです。
具体的には三階層あれば全てのフォルダを整理できると言われているそうで、これに従って整理しました。
こちらの記事に詳しくやり方が載っていますのでご覧ください。
まず、一階層目で「プライベート」と「仕事」に分けます。これは大枠の中の大枠。
殆どの方が一階層目はこの二つで大丈夫かと思います。
二階層目は具体的なプロジェクトの階層。
仕事ならそのまま「仕事A」「仕事B」「仕事C」といった具合に。
プライベートならここは「写真」「ビデオ」「メモ」などにすると良いでしょう。
最後のフォルダは中のデータがまとまるように心がけましょう。
仕事の場合は「デザイン」「コーディング」「素材」「資料」
プライベートの「写真」であれば何時どこのといった感じです。
どうしても分からないファイルや分ける量が多い場合は特例的に「その他」や「一時」フォルダを作ってもOKです。
とにかく必要最低限のアイテムだけを置く「ミニマルなデスクトップ」を心がけることが大切です。
これにより、誤操作によるデータの削除リスクを減らすことができます。
PCのゴミ箱から削除したデータを復元する方法(Windows)
ここからは万が一データを削除してしまった場合の対処法についてまとめてみたいと思います。
ゴミ箱からデータを削除してしまうともうダメだー、と思うかも知れませんが実は結構高い確率で復旧することができます。(データサイズや拡張子にもよりますが)
特にWindowsの場合は削除したデータを復元するいくつかの方法があります。
- 復元ポイントを使って復元する(Windows10/11)
システムの復元ポイントを使用して、削除されたファイルを含むシステムの状態を以前の時点に戻すことができます。 - 以前のバージョンから復元する
「プロパティ」から「以前のバージョン」を選択し、削除される前のファイルの状態に戻すことが可能です。 - ファイル履歴を使って復元する
Windowsの「ファイル履歴」機能を有効にしていれば、個々のファイルやフォルダーを過去のある時点の状態に戻すことができます。 - データ復元ソフトを使って復元する
上記3つが難しい場合でもほとんどのデータは復旧ソフトを使って復元させることが可能です。
「復元ポイント」が見つからない場合や「以前のバージョン」が無いというケースは結構ありますが、その場合はデータ復元ソフトを使ってみて下さい。
復元ソフトは無料→有料の順番で使うのがセオリー
復元ソフトは無料のものから有料のものまでたくさんあります。
ソフト選びのポイントは無料で復元できるデータ量と対応ファイル(拡張子)数が多いものを選ぶことです。
例えば私が常駐させているEaseUS Data Recovery Wizard Freeというソフトですと無料で2GBまで復元でき、1000種類以上のファイル形式に対応しています。
誤って削除したデータやフォーマット後のデータ、直感的なインターフェースと強力な復元機能を備え、初心者でも簡単に操作できるのでおすすめしています。
画像など数ファイルなら無料バージョンで復元できることも多いはずです。
それで復元できなければ有料を検討するという流れが良いと思います。
もうひとつ大切なことが、誤って削除した際にはできるだけ早くデータ復元を行うという点。
復元ソフトも時間が経てば経つほどデータを復元するのが難しくなってしまいます。
逆に削除してすぐ(同日中とか)であればかなりの確立で元通りに戻せますよ。
まとめ
データを誤って捨ててしまう原因は、多くがデスクトップの整理が出来ていないことに由来するものです。
禅の精神で自分の気持ちと向かえば自然とパソコンも整ってくるでしょう(ジョブズ並感)
そんなの無理だ、という人はとりあえず復元ソフトをひとつでもお守りとして入れておいてください笑