オタクのゼロからわかるパソコン活用術

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Amazonでアホみたいな値段のマウスを自力修理した結果…

こんにちは、テックです。今日はちょっとマウスDIY修理の閑話でも。

皆さんもそうだと思うのですが、特にマウスって使い慣れているものが一番じゃないですか?


やれトラックボールだ、エルゴマウスだって私も散々と使ってみたのですが、現在まで唯一使い続けているマウスがこちら。

 


ええ、めっちゃ古いです。でもこれが最高なんですよ。


現在使用しているサブ機のDELLを買ったときに純正で付いてきたものだと記憶していますが、デザインと言い使い心地といいこれ以上のマウスは今後現れない(当社比)といえるシロモノです。

 

流石に10年以上メンテナンスフリーで使い続けて、最近ホイールが回らなくなったことから軽い気持ちで買い換えるかぁとAmazonを開いて正に驚愕。


買い換えようとしたら、Amazonで○チガイのよう値段に。。

 

いや、もうびっくりですよ。

い、いいい、いちまん、いちまんにせん、12,361円??!???!??


いやいや、こんなのハードオフのジャンクコーナーに100円くらいでよく落ちてるよね!?物売るってレベルじゃねえぞ?

 

とは言え、ピンポイントに近所のハードオフでこのマウスが見つかる保証はどこにもなく、メルカリやヤフオクも一通り目を通してみたのですがやはり見つからず。

 

Amazonの出品者も私のようにどうしてもこれじゃなきゃヤダ!っていう人をターゲットにこの価格設定にしてるんでしょうね。


腐ってやがる。。

©スタジオジブリ

 

それにしてもアマゾンレビューの一番上の投稿タイトルが「A solid mouse!(直訳:しっかりしたマウスだ!)」というだけで、もうこのマウスがいかに人類に欠かせない存在であるかわかろうというもの。

 

いくらソリッドマウスといえど流石に12,000円なんて出せるわけもないので、とりあえず分解修理を始めてみることにしたんです。


どうにかして自力で分解修理を決意!※閲覧注意

じゃあもう自分でなんとか修理するしかないですよね。
ネットで調べたり、YouTubeの動画を見たりして、勇気を出してマウスを分解してみることに。

まあ開ける前から何となく予想はできてたけどさ、、開けてビックリ。

10年もののビンテージマウスの中。いやー、腐ってやがる。。(2回目)


こりゃやばいわ。
よくマウスとかキーボードって実はトイレの便座より汚いといわれますが、あながち嘘じゃなさそうな状態。

 

ようこんな状態で今まで動き続けていたな。流石ソリッドマウスは違うぜ。

この際だから徹底的に綺麗にしよう。

 

精密ドライバーで細かい部分のホコリも取っていきましょう!

 

ようやくホコリを粗方取り終わりました。。


ところが、全部とったのにコロコロ(ホイール)が反応しない!


老眼気味の目をしばたきながら凝らして見てみると、ホイールの左側が本来連動して回るべきなのに、噛み合わず空転していることが判明。

 

指で押さえつけながら回すとなんとか動くことは動くんですが、もちろんこれでは元通り動きません。


ここで出てきたのが、最終手段の「アロンアルファ作戦」。
スクロールホイールの噛み合わせ部分に極少量を塗り、一晩放置。

翌日、恐る恐るマウスを動かしてみると…まわったー!!

これでまた愛用のマウスを使い続けることができます。ヒャッハー


まとめ

ようやく愛用のマウスを使いながら作業することができるようになりました。
いやぁ一安心。

 

この件で学んだ事といえば、定期的なメンテナンスの重要性ですね。

そしてなんと言っても、極端に供給が少ないものに対してヒトという生物は容赦なくえげつない暴利を要求するということ。


買う人がいるからってのもあるとは思いますが、絶対的資本主義の裏側を垣間見た気持ちになりました。終わり。